人が好きなのだ。
多分私は、人が好きなのだ。基本的には。
だから、介護の仕事も思ったよりもずいぶんと楽しかったりする。
恋愛で、ぼろぼろと精神を病み、そりゃあ自業自得なりに苦しみまくり
そんな中でも、唯一の明るさは、
接客だった。
多分、ひととお話ししているときは、なかなかほかのことを考えられない。
それが良かったりしたのだ。
先輩に意地悪されても、そんなことよりもっとつらいことがあったんだ。
なので、「なんだそのくらい!!あの時のこと思えば、乗り越えられるぞ」
、なんて、思えた。
今は今で、人に頼りにしてもらってるという重要感。ないしは自己肯定感。
ああ、私はここに帰属してもよいのだという安心感。
恋愛とは直に関係ないことで癒されるなんて思ったことはなかった。
彼にしかこのさみしさは埋められないともちろん思っていた。
だけれど、何にも関わり合いのない人たちに仕事を通じて
どんなに癒してもらったことか。
どんなに笑顔にしてもらったことか!
ありがたい。
人は人によって癒されたりするのだ、当たり前のことだけれど。。。
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