サヨナラの苦手なあなたへ
いよいよもって、おしまいかもしれない。
こんな切羽詰まった年の瀬に、こんなこと考えるのも
辛く、心温まるお正月を迎えたかった。図々しくも。
しかし、すべては身から出た錆。
ではその錆、どう処理するのか。因果応報は巡っている。
私との別れ際、いつも誰かにワンギリで電話している姿、何回かみつけていた。
気にしないように、時には忘れてたりしたけれど、
見るたび、それはそれは、気持ちが暗く悪くなり、私はその都度
失恋を繰り返している感じにおちいった。
そんな中でも、
「今自分は幸せだ」と私に言う。
その真意は?
恐らく、一定の彼女がいて、その隙間に、時々会う彼女がそろっていてとのことでは?
と思うようになった。
とても悲しい。悲しくて吐き気がするくらいだ。多分、とっくにトラウマで、
心の中は、血だらけだろう。
もう過去の彼はいない。温かく私をいつくしむような眼で見てくれた彼は
当の昔にどこかへ、姿を消してしまった。今見ている彼は
全くの別人だ。
しかし、ここでみんなのブログを読んで
潔さをみつけてきた。ああ、そうすればいいのだということを身を
持って教えてもらった。
私たちには生き別れということが必要になったんだろう。
そろそろ、真正面から受け止めねばならない。
サヨナラの苦手なあなただけれど。
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